1954年

  • 2月

  • 4月

  • 6月

  • 7月

    • 13日(火)  ピッグペン初登場(登場人物の初登場)

      誰でもお風呂に入りたがらないちっちゃい子どもに覚えがあります。ピッグペンはそんなやんちゃ小僧をモデルにして描かれたのでしょうか。
      ピーナッツの登場人物の中ではシュールなキャラクターです。ピッグペンの登場によって,チャーリー・ブラウンはバイオレットとパティーのいじわるの唯一の標的ではなくなりました。
      愛すべき丸頭の男の子は誰かを守ってあげるという珍しい役割をすることになるのでした。
      彼は途中それは長いこと(何十年間も!)登場しない時期があり,「消えてしまった登場人物」の仲間入りをしたようにも見えました。
      ところが,この強い個性が効を表したのか,最後の最後になって,1999年に再登場しました。
      また新聞ストリップには登場していなかった80年代には掃除機のテレビコマーシャルに起用されたこともあるようです。 

  • 10月

  • 11月

    • 30日(火)  シャ-ロッテ・ブラウン初登場(登場人物の初登場)

      シャ-ロッテ・ブラウンほど,『ピーナッツ』の中で知られていない登場人物はいないでしょう。
      彼女の登場したストリップはごくわずかで,しかもそれらは洋書・和書を含めて全く掲載されることがありませんでした。
      チャーリーブラウンは彼女のことを「高性能スピーカーが組み込まれている」と表現しましたが,まさしくその通りで早口で大声の女の子として登場しました。
      彼女は自分のことを「私は素敵なシャーロットブラウン」と自慢しまくる,気が強く,主張のはっきりした登場人物でした。
      彼女はそれまでの『ピーナッツ』の登場人物とは違うタイプのキャラクターでしたが,1955年2月1日の登場を最後に姿を消しました。
      彼女の特徴はさらに練られた後にルーシーに受け継がれていったのです。

  • 12月