シャーミー初登場(主要な登場人物)
シャーミーは1950年10月2日のピーナッツ連載開始のまさしく一コマ目から登場しました。しかし、1950年12月18日のストリップまでシャーミーという名前はわからないままでした。
初期登場人物3人のうちの一人です。シャーミーはチャーリー・ブラウンへのつっこみ役としての役割を果たし、ごく初期の時にはチャーリー・ブラウン以外の唯一の男の子として活躍しました。
チャーリー・ブラウンがスポーツに取り組む時に、指南役として登場したり、初期のストリップにはシャーミーとパティが両想いであることを想像させるお話もありましたが、1952年に登場したルーシーやライナスなどの登場人物が増えていく中、シャーミーはチャーリー・ブラウンの野球チームの一塁手としてのみ登場することが多くなっていきました。そして1969年6月15日のサンデー版を最後に 姿を消しました。ただし、1975年11月9日にシャーミーによく似た登場人物がストリップに登場しています(セリフはありません)。また、1977年3 月13日の野球ネタのストリップでは、シャーミーの姿は見えませんでしたが、チームメンバーとしてシャーミーの名前が挙げられます。
シャーミーはピーナッツの仲間たちの中では少し年上であるような感じでしたので、姿を見せなくなりましたが,きっと成長して中学生になって、今もチャーリー・ブラウンの近所に住んでいるんだろう・・と私は想像しています。
シュルツさんは、シャーミーを登場させなくなったことについて後悔はないということを言っています。また、何年も後に特徴のないキャラクターが必要な場面でシャーミーを利用していたということも言っています。
シャーミーの髪型って途中で変わったって知ってました?
シャーミーの特徴はショートカットの黒髪です。
実は、当初からショートカットではなく、1953年4月18日に、クルーカットに整え、それ以来その髪型になりました。シュルツさんはこの髪型をすごく気に入っているというわけでもなかったようで、シャーミーの髪を描くのは好きじゃないとコメントしています。
アニメーションでは大活躍
シャー ミーはストリップ上では1969年に出番を終えますが、アニメーションでは、1965年の「 A Charlie Brown Christmas 」に始まって、2最新の3Dアニメーションまで、たくさんのTVアニメスペシャルに登場しています。 セリフなしのアニメーションもありましたが、以下のアニメーションに登場しています。
- A Charlie Brown Christmas (1965)
- Charlie Brown's All-Stars (1966)
- It's the Great Pumpkin, Charlie Brown (1966)
- You're in Love, Charlie Brown (1967) [セリフなし]
- It Was a Short Summer, Charlie Brown (1969)
- A Boy Named Charlie Brown (1969) [セリフなし]
- Snoopy, Come Home (1972) [セリフなし]
- You're Not Elected, Charlie Brown (1972) [セリフなし]
- Be My Valentine, Charlie Brown (1975) [セリフなし]
- It's Your First Kiss, Charlie Brown (1977) [セリフなし]
- Is This Goodbye, Charlie Brown? (1983) [セリフなし]
- The Charlie Brown and Snoopy Show (1983-1986)
- Why, Charlie Brown, Why? (1990) [セリフなし]
- It's Spring Training, Charlie Brown (1996) [セリフなし]
- It Was My Best Birthday Ever, Charlie Brown (1997) [セリフなし]
- I Want a Dog for Christmas, Charlie Brown (2003) [せりふなし]
- Happiness is a Warm Blanket, Charlie Brown (2011)
- The Peanuts Movie (2015)
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