SNOOPY MUSEUM TOKYO「愛しのピーナッツ」図録

SNOOPY MUSEUM TOKYO「愛しのピーナッツ」図録

出版された年:2016年

サイズ:19cm×14.5cm,208ページの変則的な大きさ,ハードカバー

入手難易度:

2016年4月~2018年9月までの2年間の期間限定で東京六本木に開館した「SNOOPY MUSEUM TOKYO」の図録です。
私の「SNOOPY MUSEUM TOKYO」訪問記はこちら
19cm×14.5cm,208ページの変則的な大きさのハードカバーの本です。
オープン記念展覧会は「愛しのピーナッツ」というテーマの展示会でした。原画を含めた展示物の写真とスヌーピーファンの各著名人のコメントで構成されています。
2003年に発売された『PEANUTS:THE ART OF CHARLES M. SCHULZ』(PANTHEON社)という本とよく似ています(どちらの本もアメリカのグラフックデザイナー,チップ・キッドさんがデザインしています)。
そもそも『PEANUTS:THE ART OF CHARLES M. SCHULZ』という本自体がスケッチや原画の写真などをあつめた博物館的内容ですから,コミックマニアとしては『PEANUTS:THE ART OF CHARLES M. SCHULZ』で既読の内容が多いかなあと思います。
まあ,展覧会の内容を網羅していてくれている内容なので,展覧会を見て,お家に返ってもう一度展覧会を振り返るのにはいいのではないかと思います。
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この図録のいいところは,日本の本では本当にひさしぶりに日本語の吹き出しコミックが収録されていることでしょうか。
いろいろな考え方の人がいるとは思いますが,このサイトでのピーナッツの扱いは英語教材でもアートでもうんちくある一コマでジーンとさせられることでもありません。あくまでもマンガとして扱っています。
日本で出版するピーナッツ本はいつしか吹き出し内はそのまま英語,欄外に日本語を入れるというスタイルになってしまいましたが,マンガとして楽しむのならやっぱり吹き出しは日本語にしてほしいなぁと思っています(英語バージョンを見たければ本国のコミックを見ればいいのですから)。
たぶん,この図録はそんな私の思いをくんで・・・ということではないとは思いますが,コミックの内容を気軽に楽しんでね!という図録編集の方の思いが感じられて嬉しいです。
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