チャーリーブラウンがルーシーのフットボールを蹴らない!(フットボールギャグ#29)
83年のフットボールギャグは「チャーリーブラウンがフットボールを蹴るのをやめてしまう」というセンセーショナルな内容です。
シュルツさんはこのお話を最後に,この後84年,85年とこのおなじみのフットボールギャグのお話を描きませんでした。当時の読者はこの83年のサンデー版がフットボールギャグが最終回と感じたことでしょう。
それがシュルツさんの狙いなのか,それともシュルツさんは一旦,フットボールギャグのシリーズに区切りをつけたかったのか,それとも単なるネタ切れなのかは分かりません。
さて,83年のフットボールギャグでは,毎年毎年同じいたずらを仕掛けるルーシーに腹を立て,ついにチャーリー・ブラウンはボールを蹴ろうとぜずに立ち去ります。
「ぼくがまたまたそんなそんなワナにはまるほどウスノロだと思っている人間が世界中できみひとりだってのはうれしいよ」(チャーリーブラウン)
しかし,最後に彼はスヌーピー,ウッドストック,サリー,ペパーミント・パティ,マーシーの5人がそれぞれに支えているフットボールを見るのです。
収録本: 『PEANUTS PARADE:I'm Not Your Sweet Baboo!』裏表紙(掲載画像がそうです。なぜか中には収録されていません)『You Don't Look 35, Charlie Brown』『RAVETTE社:SNOOPY JOE COOL』『PEANUTS:A Golden Celebration』p134 『角川スーパースヌーピーブックス』p166 『角川書店「Sunday Special Peanuts Vol.2」』p47
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