スヌーピーに兄弟姉妹がいることが初めて分かる。(スヌーピーの兄弟姉妹)
59年には「ひとりっこ(犬)」と言っていたスヌーピーですが,あれから6年後の65年に突然,「一族再会(family reunion)」に出かけます。このとき初めてスヌーピーの兄弟の存在が明らかになりました。
このお話の中では,兄弟は何人とは語られませんが,「兄弟の一人はワシントン,もう一人はテキサス,姉妹の一人はセントルイス,もう一人はハリウッド,他の一人はカンザスだ」というセリフがあります。このセリフから推理をしてみると,ワシントンに暮らしていたのが,マーブルスでしょうか。そしてテキサス暮らしはオラフでしょうか。そしてカンザス暮らしはベルです。その他にセントルイスとハリウッドに暮らしている二人の姉妹がいることになりますから,コミックに未登場なのは2人の姉妹ということになります。
5日 | ボーッと座っているスヌーピーをみてライナスが言います。「犬ってああしてすわってぼんやり何を考えているんだろう」「想像つかないな・・我々には絶対分からないことのひとつだよ・・」(チャーリーブラウン)「時々ボク子犬園が恋しくなる」(スヌーピー) |
6日 | 不明 |
7日 | チャーリーブラウンがスヌーピーのために子犬園に手紙を書いてあげたようです。「すぐに返事をくれるといいんだけど・・兄弟姉妹を見つけようとしているんだ・・」(チャーリーブラウン)「きっと郵便受けのすぐそばでまっているわよ」(バイオレット)最後のコマはそばどころか郵便受けの中で待っているスヌーピーです。 |
8日 | 不明 |
10日 | 子犬園から手紙が来ます。「スヌーピー・・キミあてだよ・・"貴殿におかれましては"で始まってる」(チャーリーブラウン)「彼らは"貴殿"って呼んだ!ボクを"貴殿"って呼んだ!」スヌーピーはこれで大騒ぎです。「これじゃいつまでたっても読めないや」(チャーリーブラウン) |
11日 |
「兄弟の一人はワシントンに,もう一人はテキサスに住んでる...姉妹の一人はセントルイスに,もう一人はハリウッド,他の一人はカンザスだ...どうだい?みんなに手紙を書いて一族再会を計画しないか?」(チャーリーブラウン)「ボク 泣けてきそうだ......」(スヌーピー)
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12日 | いよいよスヌーピーが一族再会に出かけます。「おっと!ごはん皿を忘れるなよ!みんなごはん皿を持ってくることになっているんだ」(チャーリーブラウン)スヌーピーはごはん皿を頭の上に乗せて出発です。 |
13日 | スヌーピーが一族再会から帰って来ます。楽しかったかどうか尋ねるチャーリーブラウンですがスヌーピーはタメイキをついています。「期待は現実をはるかに上まわってたよ!」(スヌーピー) |
14日 | 「ボクは一族再会を楽しみにしてたんだけどな・・全くがっかりさ!みんな違う言葉しゃべってさ!他人同様さ」「あんなこと始めるんじゃなかったよ・・大きな間違いだった・・気がつくべきだったよ・・・」「"二度とふるさとには戻れない"って」(スヌーピー) |
15日 | ルーシーの精神分析ブースに来ているスヌーピーです。ルーシーはなかなかいいことをいいます「親戚だからといって好きにならなきゃいけないことないでしょ」「5セントいただきます」最後のコマではブースの上にドックフードが置かれています。「ドックフードで支払われるのってキライ!」(ルーシー) |
収録本: 『You Need Help, Charlie Brown』69~72 『ツルコミック35巻』p29~36
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