安倍川の花火を見に行ったよ
【 旅行 / 2011年8月04日 】
先週の土曜日に安倍川の花火を見に行ってきました。
わざわざ80kmも離れた,安倍川まで花火を見に行くなんて・・
と思う人もいるかもしれませんが,
わが家の70うん歳のお母ちゃんが
花火見物が大好きで,特に安倍川の花火が大のお気に入りなので,
毎年,なんとか桟敷席の券を手に入れては,安倍川まで見物に行っております。
ところが・・・
今年は「どしゃぶり」
安倍川の河原に着いたのは17時前。開始は19時。
その頃は小雨で,まだ桟敷席に敷いてあったブルーシートに二人で座ってまっていたのですが,
だんだんと黒く立ちこめる空。
そして,強くなる雨。激しくなる風。
しばらく,カッパを着て,傘をさして耐えていた40過ぎと70過ぎの母子でしたが,
ついに耐えれなくなり,
敷いてあったブルーシートをひっぺはがして,その下に潜り込んだのございました。
ブルーシートの下で傘2本を巧みつかい,
大人二人が座って過ごせる空間を作り出し,
地面からしみ出てくる雨水と戦いながら待っていました。
気分はすっかり小さい頃にやった,秘密基地ごっこ。
「なんだか楽しいねえ」
「そうだねえ~ちょっとそこのところの傘の向き変えたら,いいんじゃない?」
※注:40過ぎと70過ぎの母子の会話
【写真は秘密基地作りにはしゃぐ我が家の母】
といいながら,19時には雨が止むことを信じて,
ブルーシートの下であんパンなどをついばんでおりました~。
しかし,楽しいのもつかの間,だんだんと体温を奪われ,
二人ともガタガタと震え始め,花火を見るのも命がけって感じになってきました。
そして,耐え難い感じになってきた時に,
ブルーシートの外から掛けられる
「すいません,ちょっといいですか?」
の声。
引いてあったブルーシートを独占使用していることを咎められるのかと思って,
慌てて「はい?」と返事をすると・・・
外には怪しげな男女が数人立っていたのでした。
ブルーシート下の我が秘密基地の中にテレビカメラが突っ込まれ,
「どこからきた」
だの
「何時間待っている」
だの
「この中でどうやって過ごしてる」
だの聞かれたのでした。
ひええええ。
なのに,うちの母ちゃんたら
「そこの傘動かさないで!部屋がつぶれちゃうじゃないの」
と冷静にテレビスタッフに言い放ったのでした・・年寄りって・・年寄りって・・・
これで,花火大会が中止になったら,話し的にはいいオチになるのですが,
少しずつ雨は弱まり(やみはしませんでしたが),
花火大会は決行されました。
フィナーレ
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