毎年，毎年，この時期になると私は年賀状書きに追われています。
自慢じゃないですが，私はとってもとっても絵が上手です。だから，小学生の頃から，年賀状を描くのには凝っていました。「絵が上手」なんていう特技はなかなか人様にご披露する場はないのですから，年賀状は格好の舞台です。
３学期になって，お友達に
「あの絵，うさぎさんが描いたの？すごいねえ」
なんて言われようものなら，もうこっそり悶絶死しそうなぐらい嬉しいものでした。

しかし，あれから何十年。
すっかり年賀状書きは
「今年も，凝った年賀状のイラスト描かなきゃ・・・めんどくさ」
という変な重責感と変わっていたのでした。
「だったら，お手軽な年賀状作成ソフトでも使えばいいのに」
と言われそうですが，そこはそこ。
一度は漫画家を目指したものとしては，自分のイラストにこだわるのでありました。

で，結局，今年も自分で年賀状の図案を考えていたのでしたが，来年の干支は「龍」！
なんだかデザイン的に絵になりやすそうです。
ということで，最初に描いた下書き。