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2013年4月
ローゼンメイデン「真紅」を描いてみた(その3)
【 イラスト / 2013年4月20日 】
ここのところ,長らく私を苦しめていためまいも起きなくなったので,お絵かきの方もはかどっております。
薄く下地塗りをしたことろから・・・どんどん濃く濃くしいきます。
このキャラクターは「真紅」という名前からわかるように,赤いドレスを着ているのですが,本当の赤で塗ると,鮮やか過ぎるような気がしたので,少し色目を押さえて「ピンク」と「紫」「茶色」あたりを組み合わせてドレスは縫っていくことにします。
2時間塗り進めた状態がこちら。こんなドレス,実際に見たことも着たこともないので,布のしわなどはかなり適当でそれっぽく見えるように塗っております。
上の写真から,さらに一時間ほど塗り進めた状態。
少しドレスのしわが不自然になってきたような気がしますが,今更描き直すのは嫌なので,このままごまかしていくことにします。
色塗り開始からトータル4時間でここまで。もう一息です。
ローゼンメイデン「真紅」を描いてみた(その2)
【 イラスト / 2013年4月20日 】
一部のマニアに好評をいただいております「ローゼンメイデン「真紅」を描いてみた」でございます。
前回,下書きを完成するところまでをお知らせしましたので,いよいよ色塗りでございます。
まず,申し上げたいのは,このような萌画を描く場合,一番の命となるのは「お肌」と「お目々」でございます。お肌をいかに透明感があり,プリッとした感じに仕上げるかで,後々のヤフ○クでの売値にも差がでるのでございます。ザッツマネー!のためにも,お肌には気を遣います。
ということで,最初に用意した色はこれ!
なんと,黄色と紫色でございます。「黄色!?」と思うかもしれませんが,お肌の下地に黄色を薄く塗るのは割とポピュラーな技です。
まず,黄色を塗って・・・・
うわ,顔色悪り・・と思いつつ,すかさず紫色を塗り重ねると・・・・
ほら,ごらんの通り,なんともいえない透明感のある発色のよいお肌ができるのでございます。
この薄い黄色というのは,なかなか使い勝手よくて,今回のような絵の具でなくカラーペンでの彩色の場合,失敗ができないので(絵の具だと水で洗い流したり,重ね塗りして塗りつぶしたりできるのです),この薄い黄色であらかじめ影をつけたい部分にあたりをつけておきます。
俗言う「アニメ影」というものです。黄色だとあとで別の色を塗り重ねると目立たなくなるので,色塗りの下書きとして結構,利用しています。
下のが画像が,全体にうっすらと下塗りをした感じです。
ここから,少しずつ色を濃くしていきます。まずは顔の周りということで,髪の毛と首のリボンあたりを塗り進めてみました。
ここまで,塗り始めから一時間。なかなかよいペースです。
(その3)へ続きます。
ローゼンメイデン「真紅」を描いてみた(その1)
【 イラスト / 2013年4月13日 】
一月前に突然やってきためまい症。3月は,仕事を月の半分,休むのというひどいことになりました。
ずいぶん良くなってきたのですが,まだ一日に数回やってくる激しいめまいさん。
すっかりどこにもでかけず,家でごろごろしているので,ひさしぶりに「萌え~なイラスト」を描いてみることにしました。
結構,「どうやって,描くの?」と質問されるので,せっかくなので完成までを実況中継します~。
描くのは,ちょっと前に萌え系アニメとして人気があって「ローゼンメイデン」というマンガの真紅というキャラクター。
「フリフリドレス」「薔薇のお花」「ロールしまくりの金髪」
なんて,なんとも昭和の乙女マンガ風なのが,描く意欲をそそります。うふふ。
さっそくA4コピー紙に下書き,最初は雑に・・イメージは自由の女神風
それを新しい紙に透かし写しながら,だんだんと細かなところまで書き込んでいきます。
「やっぱり乙女キャラクターには薔薇はつきものねっ」
「ロール髪描くのって,楽しっ」
「うぉー,真紅ちゃん,超かわいいっ」
とオタク度全快で,危ない状態で描き進めていきます。
最初は,自由の女神らしく左手に本を持たせるつもりでしたが,いまいちだったのでやめました。
そして,下書き3枚目。
かなり形が整ってくたのでここらでペン入れしてみます。 昔は,本当につけペンで鉛筆線をなぞっていましたが,今はパソコンに取り込んで処理しています。 私は「photoshop(フォトショップ)」というソフトを利用して,下書きをスキャナで取り込んで,「二階調化(白黒に変換)」したり,いらない線や汚れをパソコン上で消してしまったります。お清書状態をプリントアウトしたのがこちら。
もちろん,このままパソコン上で色を塗ることもできますが,今回はアナログ手塗りで色を塗りたいので,背景のみパソコン上で描き込みましたが,そのほかの部分は色をつけずにケント紙に印刷しました。なんで画用紙とかじゃなくケント紙かというと,彩色に絵の具でなく,今回はコピックペンというものを使うので,色がよくのる紙を選びました。
ケント紙に印刷するときに,線描の色目を黒→茶色にして(こういうことがパソコンだと一瞬にできちゃうのが楽です),少女マンガらしい優しい感じにしました。ただ全部茶色の線にしてしまうと,眼に力がなくなってしまうので眼と黒の線のまま残したかったドレスの飾りだけは黒で印刷しました。
(その2)へ続きます。