プーチーが登場(姿を見せるのは1973年1月7日)

珍しいサンデー版での4本続きストーリーです。
1972年12月17日(日),24日(日),31日(日),1973年1月7日(日)とサンデー版ごとにプーチーに関するお話が登場します。

17日のサンデー版に初めてプーチーの名前が登場します。ライナスがスヌーピーのクリスマスカードを出す相手のリストを読み上げるのですが,スヌーピーはプーチーには送らないと即決するのです。余談になりますが,このサンデー版には,たくさんの女の子の名前が出てきます。スヌーピーは結局はエミーにクリスマスカードを送ることに決めるのですが,エミーはシュルツさんの娘さんの名前ですね。「切手が1枚しかないと苦労するね」(スヌーピー)

翌週の24日のサンデー版では, スヌーピーのところにプーチーからクリスマスカードが届くことになります。なんと,プーチーが近々スヌーピーに会いにやってくるというのです。スヌーピーがプーチーが大嫌いなことがわかります。「彼女のしたことは忘れないよ」「ありがたくないね,プーチークリスマスか」(スヌーピー)

そして,31日のサンデー版で,どうしてスヌーピーがプーチーが大嫌いなのか,回想シーンも踏まえて語られます。スヌーピーが無邪気な子犬だったころ,プーチーの投げた小枝を必死になって取ってきたのに,プーチーはスヌーピーをほったらかしにしてイングリシュ・シープ・ドッグと去っていってしまったというのです。ピーナッツのお話中に回想シーンが出てくるのは,これ1度きりです。

そして,ついに73年1月7日のストリップでついにプーチー本人が登場します。

チャーリーブラウンは「君がボクのことをチャーリーブラウンって初めて呼んだんだ」と再会を楽しんでいますが,スヌーピーはジョークールになって冷ややかにプーチーを迎えるのでした。このお話以外にプーチーの出番はありませんが,名前だけは数回登場します。 

収録本: 『Thompson Is in Trouble, Charlie Brown』 111,115,116,117 『The Snoopy Festival』 211,213,214,215  『ツルコミック51巻』p20(17日分) 『ツルコミック46巻』p4(7日分)  『スヌーピー全集2巻』p104,106,108 『スヌーピー全集3巻』p4

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