ミスヘレンスィートストーリーの本が学校図書館で禁止される。

10月23日~11月8日まで15本続くお話です。これまでミスヘレンストーリー関連のお話では,夢中なのはスヌーピーということになっていましたが,今回はライナスです(スヌーピーは途中弁護士として登場します)。

 
23日 サリーとライナスが図書館で,ミスヘレンスィートストーリィの本が禁止されたことを知ります。「"6羽のウサちゃんヒッピーになる"なんていうちゃんとした本が禁止されるなんて!」(ライナス)
24日 ライナスとサリーとチャーリーブラウンに禁止されたことを不思議がります。「私の数学の教科書だって禁止にすべきだわ」(サリー)
25日 サリーとライナスは校長先生に会いに行きます。ところがサリーはこんなことを言ってしまいます。「私たちを誰だと思ったのよ,百科事典のセールスマンとでも思ったの?」(サリー)
26日 サリーが図書館から本が閉め出されてしまったので作文が書けないといいます。チャーリーブラウンは別のことを書くようにアドバイスします。「ブドウ船が果樹園に入港してくるときにワクワクするような光景について書いてもいいわね」(サリー)
27日 ライナスがどうして禁止されたのかわからないと怒っています。最後のコマではついに弁護士の登場です。
28日 ライナスが弁護士スヌーピーに相談していますが,スヌーピーは全く聞いていないばかりか,最後には眠りこけています。

ライナスがミスヘレンスィートストーリィの本禁止の理由を探る。

30日 ライナスがミスヘレンスィートストーリィに弁護士を雇ったと手紙を書いています。「たいした弁護士じゃありませんが」(ライナス)
31日 ライナスが学校理事会に電話をかけます。スヌーピーは側にいますが全く役にたっていません。
11月1日 ライナスがチャーリーブラウンに本を禁止したのは図書館委員でも校長でもなく,理事会だということを話します。「誰が関係してると思う?」「キミのかかりつけの小児科医さ!」(ライナス)
11月2日 どうやらミスヘレンスィートストーリィの本の禁止のことでチャーリーブラウンが小児科医に会うことにあったようです。「医者は話を聞くかい?」(チャーリーブラウン)
11月3日 チャーリーブラウンが小児科医に行きます。会うのに苦労しています。「もしボクが外へ出て,風邪をひいて戻ってきたら,先生とお話できますか?」(チャーリーブラウン)
11月4日 チャーリーブラウンが小児科医と話をしています。「元気な人間と話すなんて時間の浪費だとお考えになるんじゃないかと心配してたんです」(チャーリーブラウン)

チャーリーブラウンがミスヘレンスィートストーリィの本のことで小児科医と話す。

6日 チャーリーブラウンが本の禁止の理由を尋ねようと切り出すと,小児科医が気絶をしてしまいます。
7日 チャーリーブラウンがどうして気絶したのか聞きます。「彼は偉大な小児科医だけど,子供たちがこわいんだって!」(チャーリーブラウン)
8日 ライナスとチャーリーブラウンが石垣で話をしています。「かれは本とはスィートストーリィの本を読んだことはないって認めたよ・・」「医学雑誌しか読まないっていってた・・時々写真をみて気持ち悪くなるそうだけど」(チャーリーブラウン)

どうやらライナスとチャーリーブラウンの努力の甲斐あって,ミスヘレンスィートストーリィの本はまた図書館で読めるようになったようですね。

収録本: 『Tompson is In Trouble, Charlie Brown』 84a~91b 『ツルコミック43巻』 p26~40

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