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1950年代のフットボールギャグ

★チャーリーブラウンとルーシーのフットボールギャグのシリーズはどのくらいありますか?(50年代)

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チャーリーブラウンがフットボールのプレイスキックを失敗するというお話は,1951年,1952年に早くも登場します。

しかし,みなさんが知っている「ルーシーがボールを持って待っていて,チャーリーブラウンが走ってきて蹴り損ない,チャーリーブラウンは蹴り損なって空を舞い背中から着地する」というおなじみのパターンのお話は1956年からスタートし,そこから例年のエピソードして読者にも親しまれるようになりました。

このページでは「50年代のフットボールギャグ」のお話を集めてみました。

    • 1951年11月14日(水)  チャーリー・ブラウン,フットボールを蹴るのに始めて失敗する。(フットボールギャグ#0)

      フットボールギャグのシリーズの原型ともなるデイリー・ストリップです。なんとルーシーより早く,ヴァイオレットによって始められました。バイオレットは,チャーリーが間違って彼女の手を蹴ってしまうことが心配で,「持ってられないわ!」と最後に叫んで、ボールを引っ込めてしまいます。

      収録本: 『Peanuts』 和書には未収録ですが,『月刊スヌーピー』には掲載されました。

    • 1952年11月16日(日)  ルーシーが初めて,フットボールを引っ込める。(フットボールギャグ#1)

      この頃ルーシーは,まだチャーリー・ブラウンより幼く描かれています(実際幼かったのですが)。後のフットボールギャグのお決まりの要素がすでにすべてきちんと揃っていました。チャーリーブラウンとプレイスキックをしようとしたルーシーが最後にボールを引っ込め,そして「あなたの靴が汚いんじゃないかって思ったのよ」とコメントするのです。

      こうして登場したフットボールギャグですが,翌年53年には登場せず,56年12月16日のストリップが登場するまで毎年のシリーズにはなりませんでした。

      収録本: 『PEANUTS:A Golden Celebration』 

    • 1956年12月16日(日)  ルーシーがフットボールを引っ込める。(フットボールギャグ#2)

      ルーシーがフットボールを持って待ち,チャーリーブラウンがそれを蹴ろうとして失敗するという私たちの知っているおなじみのフットボールギャグは,1956年のこのサンデー版のお話から毎年のシリーズになりました。1回の例外をのぞき毎年の9~11月頃のサンデー版に掲載されました。

      「(もう一度挑戦したら)100万ドルあげるわよ。」(ルーシー)――いうまでもなく,彼女はあげませんでしたが。

      収録本: 『You're out of your mind, Charlie Brown』 『ツルコミック17巻』p6

    • 1957年9月22日(日)  ルーシーがフットボールを引っ込める。(フットボールギャグ#3)

      「私、変わったのよ。信頼できる顔じゃない?」(ルーシー)

      収録本: 『Peanuts Revisited』 『ツルコミック18巻』p8

    • 1958年9月21日(日)  ルーシーがフットボールを引っ込める。(フットボールギャグ#4)

      「私は誓ってもいいわ。」(ルーシー)そして,最後のコメントは「チャーリーブラウン、あなたの人間性への信頼は、すべての若者への示唆だわ...」でした。

      収録本: 『PEANUTS:A Golden Celebration』 p30

    • 1959年10月04日(日)  ルーシーがフットボールを引っ込める。(フットボールギャグ#5)

      「あなた,信頼することを学ばなきゃだめよ。」(ルーシー)そして,最後のコメントは「また来年会いましょうね」とこのシリーズが続くことを予告しています。

      収録本: 『Peanuts Every Sunday』 『ツルコミック9巻』

  • チャーリーブラウンとルーシーのフットボールギャグのシリーズはどのくらいありますか?の一覧

  • 1960年代のフットボールギャグ

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  • 1980年代のフットボールギャグ

  • 1990年代のフットボールギャグ