ピーナッツQ&A年表

1970年代のフットボールギャグ

★チャーリーブラウンとルーシーのフットボールギャグのシリーズはどのくらいありますか?(70年代)

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70年代のフットボールギャグ二はルーシーの精神分析スタンドが登場したり(72年),ルーシーが入院したチャーリーブラウンになんと「今年はボールを引っ込めない」と約束したり(79年平日版)とさらにバラエティに富んだ内容です。

このページでは「70年代のフットボールギャグ」のお話を集めてみました。

    • 1970年10月11日(日)  ルーシーがフットボールを引っ込める。(フットボールギャグ#16)

      「神様,いつまで続くんですか?」チャーリー・ブラウンは叫び,背中は地面へ。「いつまで?一生よ,チャーリー・ブラウン...死ぬまでね。」。イザヤ書からの引用が飛び出し,妙に宗教的な70年のキックオフです。イザヤ書には,有名な最後の審判が下される様子が記述されています。「いつまで?」問いかけるイザヤに対する主の答えが,最後のルーシーのせりふです。つまり、『人の世の終わりまで続くよん』という予言です。ルーシーの最後のコメントもそれになぞらえているんでしょう。

      収録本: 『You're Come a Long Way, Charlie Brown』 p96 和書には未収録ですが、月刊スヌーピーの71年4月号(通巻第7号)に掲載されました。

    • 1971年9月26日(日)  ルーシーがフットボールを引っ込める。(フットボールギャグ#17)

      ルーシーはある組織を代表してボールを押さえていると言います。「もし組織を代表しているなら、彼女だってまじめにやるはずだな...」(チャーリーブラウン) 「今年のボールはウーマン・リブのご好意により,引っ込めさせていただきました。」(ルーシーの最後のコメント)

      収録本: 『“Ha Ha Herman,” Charlie Borwn』 『スヌーピー全集1巻』『SNOOPYののんきが一番④』 p143

    • 1972年10月08日(日)  ルーシーがフットボールを引っ込める。(フットボールギャグ#18)

      チャーリーは,なんと精神分析スタンド(もちろん分析医はルーシー)で「自分の失敗」について相談します。結果,ボールを蹴ることになるのですが・・・。 「わるいことにね,チャーリー・ブラウン,あなたの凡庸な分析医はボールけりについて、ほとんど何も知らないのよ。」(ルーシーの最後のコメント)

      収録本: 『Tompson is In Trouble, Charlie Brown』 『スヌーピー全集2巻』『スヌーピーののんきが一番①』p116

    • 1973年11月11日(日)  ルーシーがフットボールを引っ込める。(フットボールギャグ#19)

      ルーシーは,「人生でさけられない3つのことって何だ?」というなぞなぞでチャーリーをひっかけます。チャーリーは,走りながら考えます。「死と税金と,それから...。」 「わかりきったことだったのに、チャーリーブラウン!」(ルーシーの最後のコメント)

      収録本: 『Win a Few, Lose a Few, Charlie Brown』『ツルコミック51巻』p73『スヌーピー全集3巻』『スヌーピーののんきが一番①』p12

    • 1974年10月13日(日)  ルーシーがフットボールを引っ込める。(フットボールギャグ#20)

      ルーシーはチャーリーに,成功を約束したプログラムを見せます。「プログラムに印刷されてるんなら、もうあとにはひけない...」(チャーリーブラウン) 「どんなプログラムにも、間際になってからのちょっとした変更はつきものよ。」(ルーシーの最後のコメント)

      収録本: 『PEANUTS PARADE:Speak Softly, and Carry A Beagle』『Peanuts Jubilee』『ツルコミック52巻』p80 『スヌーピーののんきが一番①』p26

    • 1975年10月19日(日)  ルーシーがフットボールを引っ込める。(フットボールギャグ#21)

      ルーシーはチャーリーブラウンが自分の母親を含めて,すべての女性を信じていないと責め立てます。「ぼくは自分の母親に不信を抱いたりしない...とんでもないよ!!もしこの世にぼくがほんとに信用する人がいるとすれば、それはお母さんだ!」(チャーリーブラウン) 「私はあなたのお母さんじゃないわ,チャーリー・ブラウン。」(ルーシーの最後のコメント)

      収録本: 『PEANUTS PARADE:Don't Hassle Me With Your Sight, Charlie Brown』『ツルコミック53巻』p10 『スヌーピーののんきが一番②』P12

    • 1976年9月26日(日)  ルーシーがフットボールを引っ込める。(フットボールギャグ#22)

      ルーシーはチャーリーに,正直にボールは引っ込めるつもりだと言っているのに,彼は聞いていないようです。「男って決して女の言うことをほんとに聞いてないものね。」(ルーシーの最後のコメント

      収録本: 『PEANUTS PARADE:Summers Fly,Winters Walk』『ツルコミック58巻』p40 『スヌーピーののんきが一番③』p150

    • 1977年10月09日(日)  ルーシーがフットボールを引っ込める。(フットボールギャグ#23)

      「私の目を見るのよ。目を見ればその人が何をしようとしているかわかるものよ」(ルーシー)・・しかし,ルーシーはサングラスをかけています。

      収録本: 『PEANUTS PARADE:The Beagle Has Landed』『You Don't Look 35,Charlie Brown』『スヌーピーののんきが一番③』p10

    • 1978年10月08日(日)  ルーシーがフットボールを引っ込める。(フットボールギャグ#24)

      ルーシーは彼が走り始める前にバナナを1本あげます。「もし誰かがバナナをくれたらその人を信頼しなくちゃいけないと思うよ。」(チャーリーブラウン) 「バナナにはカリウムがたくさん含まれているわ,チャーリー・ブラウン。筋肉を癒すのによく効くのよ。」(ルーシーの最後のコメント)

      収録本: 『PEANUTS PARADE:And a Woodstock In a Birch Tree』『スヌーピーののんきが一番⑥』p58

    • 1979年8月02日(木)  ルーシーがフットボールを引っ込め・・・ない!(フットボールギャグ#25)

      1979年,この年のフットボールギャグは50年間のフットボールギャグの中でも特に異色なものです。ひとつはサンデー版ではなく,「チャーリー・ブラウンの入院さわぎ」という中編ストリップの中の平日版(すなわち4コマもの)の一片としてフットボールギャグが描かれること,そして,なによりもこの年のいつものルーシーらしくなく「フットボールをひっこめ"ない"」のです。

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      収録本: 『PEANUTS PARADE:Here Comes The April Fool!』『角川スヌーピーブックス65巻』p85

  • チャーリーブラウンとルーシーのフットボールギャグのシリーズはどのくらいありますか?の一覧

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