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1972年のクリスマス
年ごと,月ごとに順を追って関連するお話をピックアップしてみました。
1972年3月20日(月) スヌーピーが春の第一日ダンスを披露する。
スヌーピーが春の第一日ダンスを披露しています。でも雪が降り積もってきて・・「クリスマスの飾りはまだ捨てるなよ。」(スヌーピー)
収録本: 『COMPLETE PEANUTS11巻』p192『ツルコミック45巻』p79
1972年11月30日(木) サリーがクリスマスについての作文を書いている。
前年71年まではカレンダー読めなかったサリーですが,72年にはサンタについてのなかなか(?)の作文を書いています。サリーはこの1年で文字の読み書きができるようになったようです。
30日 サリーが「クリスマスはもらうことの喜びです」と書きます。チャーリーブラウンは「与える喜び」と言いますが・・※ 1日 チャーリーブラウンは「与える喜び」と主張しますが・・「よく言うわ」(サリー)※ 収録本: 『COMPLETE PEANUTS11巻』p301『Thompson Is in Trouble, Charlie Brown』107『ツルコミック42巻』p59・60
1972年12月02日(土) ウッドストックがポストの中でクリスマスカードを待つ
ウッドストックがポストの中でクリスマスカードを待っています。スヌーピーは純粋だなぁと感心しますが,ウッドストックがたくさんのカードをもらうのを見て,まねをするのでした。※
収録本: 『COMPLETE PEANUTS11巻』p301 『Thompson Is in Trouble, Charlie Brown』106『ツルコミック42巻』p72
1972年12月04日(月) ライナスがルーシーにぶたれたことを根にもって,クリスマスプレゼントをあげないという。
4日 ルーシーがライナスに何かを言おうとしますが,かわりにぶちます。「言葉で説明できるんじゃないかと期待しちゃった」(ライナス) 5日 ライナスがルーシーが昨日ぶったから,クリスマスプレゼントはあげないと言います。ルーシーはぶった分を取り戻そうとします。※ 6日 ルーシーは聖書に書いてあるから,プレゼントをくれるべきとライナスに詰め寄ります。「聖書にはプレゼントのことは書いてないよ」(ライナス)※ 7日 ルーシーはライナスにプレゼントをくれるように言いますが,ライナスはぶったからあげないと言い張ります。「殉教しないといけないかもしれないわ」(ルーシー)※ 8日 ルーシーは聖書の中に"姉"という言葉を見つけます。それをもとにライナスに詰め寄ります。※ 9日 ライナス旧約・新約どちらで言葉を見つけたのかとルーシーに聞きます。「もう一度ぶってやることになるわ」(ルーシー) 収録本: 『COMPLETE PEANUTS11巻』p303『Thompson Is in Trouble, Charlie Brown』108『ツルコミック42巻』p62~67
1972年12月14日(木) スヌーピーはウッドストックにサンタクロースのことは話さないことに決める。※
14日 「とるに足らない小鳥にサンタはプレゼントを持ってきてはくれないだろうから」と,スヌーピーはウッドストックにサンタのことを話すのを止めます。「クリスマスにとるに足りない小鳥であることはわびしいもんだね」(スヌーピー) 15日 かわいそうなウッドストックをデイジーヒル子犬園に招待することにします。「懐かしいふるさとのクリスマスは素敵さ」「でもそれが6階建ての駐車場になっていたとしたらどうやって帰れるんだ?」(スヌーピー) この1月ほど前に,スヌーピーとウッドストックが旅をして,デイジーヒル子犬園が駐車場ビルになっていることを知るお話が掲載されたのです。
収録本: 『COMPLETE PEANUTS11巻』p307『Thompson Is in Trouble, Charlie Brown』114『ツルコミック42巻』p61・71
1972年12月17日(日) ライナスがスヌーピーのクリスマスカードを出す相手のリストを読み上げる。プーチーには送らない。(サンデー版)※
ライナスがスヌーピーのクリスマスカードを出す相手を読み上げています。たくさんの女の子の名前が出てきます。結局はエミーに送ることになるのですが,エミーはシュルツさんの娘さんの名前ですね。「切手が1枚しかないと苦労するね」(スヌーピー) プーチーの名前が登場する1つ目のサンデー版です。
収録本: 『COMPLETE PEANUTS11巻』p308『Thompson Is in Trouble, Charlie Brown』111『ツルコミック51巻』p20
1972年12月18日(月) ウッドストックだってクリスマスツリーを持っている。※
スヌーピーはだれもがクリスマスツリーをもってしかるべきだと言います。たとえウッドストックでも。
収録本: 『COMPLETE PEANUTS11巻』p309『Thompson Is in Trouble, Charlie Brown』118『ツルコミック42巻』p72
1972年12月19日(火) 夜の間にスヌーピーは雪に埋まる。
19日 「突然,ぼくはこの世の中のありとあらゆる問題から切り離された」「雪に拍手を!」 20日 雪に埋まったスヌーピーの上にウッドストックが止まります。「ばかばかしい草むらのような気分になってきた」(スヌーピー) 21日 チャーリーブラウンがご飯を持ってきます。「雪の中に押し込まなきゃいけないかい?」「冗談好きに給仕ってのは苦手だね」(スヌーピー) 22日 ウッドストックが埋まったスヌーピーの上にクリスマスツリーを立てます。「世の中は喜劇役者でいっぱい」(スヌーピー)※ 「LET'S HEAR IT FOR THE SNOW」を「雪に拍手を」とは訳せません。谷川俊太郎ってすごいな。
収録本: 『COMPLETE PEANUTS11巻』p309~ 『Thompson Is in Trouble, Charlie Brown』118『You're the Guest of Honor, Charlie Brown』2・3 『ツルコミック47巻』p25 ~27,『ツルコミック42巻』p69
1972年12月23日(土) スヌーピーがオーナメントに写った自分の顔にうっとりする。※
「大きな鼻だったら,こんなにハンサムじゃなかっただろうな」(スヌーピー)
このストリップの3コマ目のスヌーピーがちょっと他では見られない表情をするので印象に残ります。
収録本: 『COMPLETE PEANUTS11巻』p310 『You're the Guest of Honor, Charlie Brown』1 『ツルコミック42巻』p70
1972年12月24日(日) スヌーピーのところにプーチーからクリスマスカードが届く。(サンデー版)※
チャーリーブラウンがプーチーからのクリスマスカードを持ってきます。プーチーが近々スヌーピーに会いにやってくるというのです。スヌーピーがプーチーが大嫌いなことがわかります。「彼女のしたことは忘れないよ」「ありがたくないね,プーチークリスマスか」(スヌーピー) プーチーシリーズ2本目です。プーチーが出てくるサンデー版はこのあと2本続きます。元の飼い主プーチーとスヌーピーの因縁やプーチー本人の登場のお話です。
収録本: 『COMPLETE PEANUTS11巻』p311 『Thompson Is in Trouble, Charlie Brown』115
1972年12月25日(月) ウッドストックがメリークリスマスを言う。※
しゃべれないウッドストックがメリークリスマスを言います。「*」(ウッドストック)下に訳注がついています。
収録本: 『COMPLETE PEANUTS11巻』p312『You're the Guest of Honor, Charlie Brown』3 『ツルコミック42巻』p76
1972年12月26日(火) ルーシーがクリスマス後のユーウツ症でいじわるになる。
26日 ルーシーがシュローダーにクリスマスプレゼントのお礼をいいます。シュローダーはもちろんプレゼントなんて贈っていないといいます。「わかってるわよ,そんなこと!」(ルーシー)※ 27日 ルーシーがシュローダーにクリスマスプレゼントのお礼をいいます。シュローダーはもちろんプレゼントなんて贈っていないといいます。「わかってるわよ,そんなこと!」(ルーシー)※ 28日 ライナスがルーシーにクリスマスのあと意地悪だといいます。ルーシーは「クリスマス後のユーウツ症だ」といいます。「意地悪とクリスマス後のユーウツ症は関係あるの?」(ライナス)「全然関係ないわよ」(ルーシー)※ 29日 ライナスとルーシーが違う方向から雪玉を転がしてきています。ライナスはルーシーに踏み倒されてしまいます。「ホーンを鳴らしていたのかもしれないけど,気が付かなかったよ」(ライナス) 収録本: 『COMPLETE PEANUTS11巻』p312『Thompson Is in Trouble, Charlie Brown』119・120『ツルコミック42巻』p77~79『ツルコミック48巻』p50