1962年

『幸せはあったかい子犬(Hapiness is a Warm Puppy)』がディターミンド社から出版。

「ピーナッツ」がアメリカ漫画家協会の年間ベスト・ユーモア賞を受賞。

  • 2月

    • 05日(月)  ライナスがメガネをかける。

      目医者さんの指示でしばらくライナスはメガネをかけています。途中で毛布もろともメガネもスヌーピーに取られたりします。

      収録本: 『You Can't Win, Charlie Brown』 105a 『ツルコミック24巻』 p106

  • 6月

    • 12日(火)  ルーシーがライナスの毛布でタコを作り,飛ばしてしまう。

      このお話は6月12日にスタートし,6月29日にライナスの手元に毛布が戻ってくるまで,およそ3週間にわたる長編になりました。
      なんと実際に世界中の人々を巻き込み,何人もの世界中のピーナッツファンが「○○(場所)でライナスの毛布を見つけた。」とシュルツさんに手紙を書いてきたそうです。

      収録本: 『You Can Do It, Charlie Brown』 16a 『ツルコミック6巻』 p36

  • 8月

  • 9月

    • 09日(日)  メガネ姿のライナス最後の登場。

      お話は全くメガネには関係なく,「サリーがなわとびに腹を立てる」というものです。

      収録本: 『We're Right Behind You, Charlie Brown』 109 『Sunday's Fun Day, Charlie Brown』 14『ツルコミック8巻』 p104

    • 30日(日)  ルーシーがフットボールを引っ込める。(フットボールギャグ#8)

      チャーリー・ブラウンは堂々巡りをしてしまいます。「今度は彼女が知っていることを僕が知っているって彼女は知っていて....。」(チャーリー・ブラウン)。そして,最後のコメント「わたしはね あなたが知っているということを知っていたの、そのことをあなたがまた知ってるということも知っていたから、ボールを引っ込めなきゃならなかったのよ!」(ルーシー)

      収録本: 『We're Right Behind You, Charlie Brown』 『ツルコミック8巻』

  • 10月

    • 13日(土)  ライナスがカボチャ大王に手紙を書く。(ハロウィーンもの)

      ハロウィーンまでの間にバラバラに掲載されていきました。
      13日 『親愛なるカボチャ大王殿 ハロウィーンの夜あなたのご到着をお待ちしています。たくさんおみやげ持ってきてくださるよう希望します。みんなあなたのことをボクの想像だと言いますがボクはあなたがいると信じています』『追伸 もしホントに実在していなくてもボクには言わないでください。ボクは知りたくないのです。』
      16 カボチャ大王に手紙を書いているライナスがチャーリーブラウンに言います。「ボク 今手紙を書いてるんだ・・・よろしくいってあげようか?」(ライナス)「ぜひたのむよ・・カボチャ大王でもなんでも使えるコネは全て利用しなくちゃ!」(チャーリーブラウン)
      18 ライナスが思いつきます。「この手紙を印刷してサンタクロースにもイースターのうさぎにも同じ手紙だしたらどうだろう?」「どうせみんなわかりっこないもの・・カボチャ大王なんて特にね・・彼純情だもの」(ライナス)「そんなこと聞かなきゃよかった・・・幻滅を感じたよ」(チャーリーブラウン)
      19 前の日の続きです。サンタにもイースターのうさぎにも同じ手紙を送るのと尋ねるチャーリーブラウンですが・・。「かまわないだろう?みんなたくさん手紙をうけとるんだからわかりっこないよ・・」「チャーリーブラウン キミの欠点は大きな組織の運営を何一つ理解してないことだよ」(ライナス)
      25 たぶんまた別の日です。今度はライナスの手紙をサリーが覗き込んでいます。『世界中の子供たちはあなたのおいでを待っています』という文をみたサリーは「私は待ってなんかいないわ 彼は実在しないもの!」と言います。『あなたのお耳に届かなくてよかったと思います』(ライナス)
      26 またまた別の日です。どうやらハロウィーン前最後の手紙のようです。最後に『航空保険に入るのを忘れないでね』と書き添えるライナスです。

      収録本: 『You Can Do It, Charlie Brown』 50~52b 『ツルコミック6巻』p98~103

    • 28日(日)  ルーシーがカボチャ大王用のカボチャ畑を作る。(ハロウィーンもの)

      昨年までライナスを馬鹿にしていたルーシーがいきなりカボチャ大王を信じます。でも心底信じているようではないようです。

      「賭をする根雨利はあるわ・・もし私のカボチャ畑が選ばれたとしたら私有名になるもの!」「それだけでどのくらいの広告価値があるか考えてごらんなさいよ!私お金持ちになれるわ!」(ルーシー)

      しかしライナスに「これはボクが今まで見たうちで一番偽善的なカボチャ畑だ!」と言われてしまいます。ルーシーは畑のカボチャを1個50セントで売るのでした。「※つまんないの※」(ルーシー)

      収録本: 『We're Right Behind You, Charlie Brown』 32 『ツルコミック7巻』p68

    • 29日(月)  サリーがライナスと一緒にカボチャ畑でカボチャ大王を待つ。(ハロウィーンもの)

      ライナスと一緒にカボチャ畑に座ったのはサリーでした。サリーはカボチャ大王を信じてないのに一緒に座ることになったのです。ハロウィーン前から始まり,ハロウィーン後にも3つのストリップがとびとびで続きました。それにしても1962年のハロウィーンのお話は長く続きました。

      29日 ライナスはサリーにカボチャ大王の話をします。サリーはなかなかいいお話だと言います。「でも,サンタクロースの空飛ぶトナカイのお話よりはおちるわね!」
      30日 前の日の続きです。サリーがカボチャ大王を信じないでライナスは驚きます。「小さい女の子は無邪気で人を疑わないと思ってたのに・・」(ライナス)「あなたそれでも現代人!」(サリー)
      31日 信じないサリーをカボチャ畑に連れ来ます。「ここのカボチャ畑にすわってさえいたら自分の眼で"カボチャ大王"が見られるよ!」(ライナス)「もしも私の手を握ろうとしたらぶっ飛ばすわよ!!」(サリー)この頃はまだサリーがライナスに恋をしていると設定は確立されてなかったのかな?
      11月
      1日
      ハロウィーンが終わってしまいます。サリーがライナスにあたり散らかします。「このノータリン あなたのおかげで一晩中来もしない"カボチャ大王"を待たされたわ!」「私"いたずらかおごり"のあそびに行けなかったわ!みんなあなたのせいよ!」「告訴するわ!!」(サリー)
      11月
      2日
      まだまだ怒りの収まらないサリーです。「怒りの女神フューリーって聞いたことあるかい?」「そんなの"いたずらかおごりか"のあそびをやりそこなった女の激怒に比べればたいしたことないね!」(ライナス)
      11月
      3日
      サリーはまだ怒っています。「なんてバカだったんだろう!」「おかしやりんごやガムやクッキーやお金やいろいろもらえたのにあなたの言うことを聞いたばっかりにもらえなかったよ!」「"いたずらかおごり"の遊びは一年に一回し かできないのにカボチャ畑にノータリンと一緒に座ってたなんて!」「あなた損害賠償すべきよ!」(サリー)
      11月
      6日
      サリーはまだ怒っています。もうライナスとはどこで会っても口を聞かないと言い放ちます。「ライ麦畑で会っても?」(ライナス)
      11月
      7日
      ライナスは落ち込んでチャーリーブラウンに話をします。「ぼくの一生は台無しだ・・」(ライナス)それを聞いたサリーは急変。「あら,ほんと!?」

      収録本: 『You Can Do It, Charlie Brown』 53a~ 『ツルコミック6巻』p104~

  • 12月

    • 15日(土)  ルーシーがフェミニスト性を示し始める。

      「女が男よりリコウというのは科学的事実なのよ!」とルーシーが女性上位を訴えます。

      収録本: 『You Can Do It, Charlie Brown』 66a 『Charles M. Schulz 40 Years Life and Art』 42b 『ツルコミック5巻』 p18

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