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スヌーピーの家の中にあるもの1950年代
★スヌーピーの家の中にはどんなものがありますか?(50年代に登場したもの)
ピーナッツ掲載開始しばらくはスヌーピーは犬小屋の上で寝ることもなく,その犬小屋もごく普通に描かれていました。
しかし54年頃にはスヌーピーと共にその犬小屋も変化をしていきます。
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年ごと,月ごとに順を追って関連するお話をピックアップしてみました。
1951年11月19日(月) スヌーピーの家にテレビがついていることがわかる。(スヌーピーの家の中のもの)
「最近はみんなテレビを持っているね」(チャーリーブラウン)「みんな?」(パティ)
「そうさ,みんなさ」(チャーリーブラウン)
スヌーピーの犬小屋の上にテレビのアンテナがついているのです。収録本: 『Peanuts』 和書には未収録ですが,『月刊スヌーピー』には掲載されました。
1952年10月19日(日) スヌーピーの家の中にテレビがあることがわかる。(スヌーピーの家の中のもの)
みんなと遊んでいるスヌーピーですが,みんなはスヌーピーを置いてさっさと帰ってしまいます。
「昼間,みんなを楽しませるのに必要なだけど暗くなると,すぐ僕をおいてきぼりにして,みんな帰ってしまうんだ!」 「いいよ,僕だって...みんなと一緒でなくても平気だってところをみせてやるよ・・・僕だってうちの中でテレビぐらい見られるよ!」(スヌーピー)
まだスヌーピーの犬小屋は十分な広さをもっていないようです。というのも,犬小屋の中はテレビでいっぱいで,スヌーピーのしっぽとおしりがはみ出しているのが見えるからです。
収録本: 『Good Grief,More Peanuts』 『ツルコミック12巻』
1953年5月12日(火) スヌーピーの家に鳥の巣箱が取り付けられている。(スヌーピーの家の中のもの)
スヌーピーが「複合住宅」に住んでいることが紹介されています。
「スヌーピーは引っ越さなくちゃならなくなってね...」(チャーリーブラウン) 「へぇ?で今どこに住んでいるの?」(シャーミー) 「複合住宅さ」(チャーリーブラウン)
鳥の巣箱らしい,2つめの家がスヌーピーの犬小屋に付いているのです。(ウッドストックの登場はこれよりも何年も後です。)
収録本: 『More Peanuts』 『ツルコミック15巻』p96
1954年1月31日(日) スヌーピーの家が不思議な広さを持つようになる。(スヌーピーの家の中のもの)
「レクリエーション・ルーム」を持ち,近所の5人の子供たちが,何の問題もなく入って行くところが描かれています。
「一体全体あそこじゃ,何がおこってるんだろう?」(チャーリーブラウン) 「もう一人はいれるかい?」(チャーリーブラウン)「大丈夫だよ...はいってこいよ!」 「家自体はそんなに大きくないけど遊戯室がすごいんだ!」(シュローダー)
収録本: 『Good Grief,More Peanuts』 『ツルコミック12巻』
1956年8月10日(金) スヌーピーの家にエアコンがついていることがわかる。(スヌーピーの家の中のもの)
「たくさんルームクーラーがついてきたね...」(チャーリーブラウン)「ほとんどの店や事務所がつけているもの...」(シャーミー) 「かなり多くの家にもね...」(チャーリーブラウン)「そういうこと...」(チャーリーブラウン)
スヌーピーの犬小屋にエアコンの室外機がついているのが見えます。
収録本: 『Good ol'Charlie Brown』『ツルコミック2巻』
1959年5月18日(月) 7人の子どもたちがスヌーピーの家に入る。(スヌーピーの家の中のもの)
「とってもいいわ...でも,まだまだよ」(ルーシー)「彼らは32人入ったのよ」(ルーシー) 「そうだよ,でも電話ボックスはもっと大きいんだよ」(チャーリーブラウン)
電話ボックスの代わりにスヌーピーの犬小屋に何人詰め込まれるか,チャーリーブラウンたちは挑戦したようです。犬小屋の入り口からチャーリーブラウンと6人の子供たちの足がはみ出ています。これより前のサンデー板では余裕で何人のもの子供たちが入れたのにおかしいですね(笑)
収録本: 『Peanuts Revisited』
1959年7月26日(日) スヌーピーの家が初めて壊れる。(スヌーピーの家の中のもの)
セリフなしの日曜版です。ライナスとスヌーピーが毛布を激しく追っかけ合った。結果,木にぶつかって壊れます。最後はスヌーピーもライナスも白旗を掲げます。
収録本: 『Peanuts Every Sunday』 『ツルコミック9巻』p38