ピーナッツQ&A年表

スヌーピーの家の中にあるもの1950年代

★スヌーピーの家の中にはどんなものがありますか?(50年代に登場したもの)

ピーナッツ掲載開始しばらくはスヌーピーは犬小屋の上で寝ることもなく,その犬小屋もごく普通に描かれていました。

しかし54年頃にはスヌーピーと共にその犬小屋も変化をしていきます。

50年代 60年代 70年代 80年代 90年代
テレビ
複合住宅
遊戯室
(スヌーピーの犬小屋の中が広くなっていく)
エアコン
客間
ディアストーカー
地下室
ほら穴
クローゼット
テレビとラジオ(時計付き)
じゅうたん
ヴァン・ゴッホの絵
ビリヤード台
階段
ソーダの空きビン数箱
カウンター
図書室
蛍光灯の照明
ライナスの書いた天井画
卓球台
観葉植物
バスケットリンク
シャワー
銀の燭台
大きな柱時計
西洋杉の洋服ダンス
本やレコード
毛を刈り込むはさみ
陶器のタイル
アンドリュー・ワイエスの絵
ドミノセット
ご飯皿のアルバム
切手メーター
召し使いようの入り口
やかん
タイニー・ティムの写真
ステレオ
ステンドグラスの窓
カーペット
オーデコロン
カラーテレビ
ワッフル焼き器
冷凍食品
電気靴下
フォーマルスーツ
ジェットバス
冷蔵庫
アマチュア無線機
自動ドア
電卓
ダイエットブック
将校風のカブトと口ひげ
釣り竿・帽子・ゴム長靴

"ビーグルヴィル家の犬"という本
ヘッドホンステレオ
模型の電車
レオ・バスカリアの本のテープ
ライフル
くずかご
新しいご飯皿と銀のスプーンセット
ペパーミントパティの編んだセーター
カメラ
ボーリングのボール
2段ベット

年ごと,月ごとに順を追って関連するお話をピックアップしてみました。


    • 1951年11月19日(月)  スヌーピーの家にテレビがついていることがわかる。(スヌーピーの家の中のもの)

      「最近はみんなテレビを持っているね」(チャーリーブラウン)「みんな?」(パティ)
      「そうさ,みんなさ」(チャーリーブラウン)
      スヌーピーの犬小屋の上にテレビのアンテナがついているのです。

      収録本: 『Peanuts』 和書には未収録ですが,『月刊スヌーピー』には掲載されました。

    • 1952年10月19日(日)  スヌーピーの家の中にテレビがあることがわかる。(スヌーピーの家の中のもの)

      みんなと遊んでいるスヌーピーですが,みんなはスヌーピーを置いてさっさと帰ってしまいます。

      「昼間,みんなを楽しませるのに必要なだけど暗くなると,すぐ僕をおいてきぼりにして,みんな帰ってしまうんだ!」 「いいよ,僕だって...みんなと一緒でなくても平気だってところをみせてやるよ・・・僕だってうちの中でテレビぐらい見られるよ!」(スヌーピー)

      まだスヌーピーの犬小屋は十分な広さをもっていないようです。というのも,犬小屋の中はテレビでいっぱいで,スヌーピーのしっぽとおしりがはみ出しているのが見えるからです。

      収録本: 『Good Grief,More Peanuts』 『ツルコミック12巻』

    • 1953年5月12日(火)  スヌーピーの家に鳥の巣箱が取り付けられている。(スヌーピーの家の中のもの)

      スヌーピーが「複合住宅」に住んでいることが紹介されています。

      「スヌーピーは引っ越さなくちゃならなくなってね...」(チャーリーブラウン) 「へぇ?で今どこに住んでいるの?」(シャーミー) 「複合住宅さ」(チャーリーブラウン)

      鳥の巣箱らしい,2つめの家がスヌーピーの犬小屋に付いているのです。(ウッドストックの登場はこれよりも何年も後です。)

      収録本: 『More Peanuts』 『ツルコミック15巻』p96

    • 1954年1月31日(日)  スヌーピーの家が不思議な広さを持つようになる。(スヌーピーの家の中のもの)

      「レクリエーション・ルーム」を持ち,近所の5人の子供たちが,何の問題もなく入って行くところが描かれています。

      「一体全体あそこじゃ,何がおこってるんだろう?」(チャーリーブラウン) 「もう一人はいれるかい?」(チャーリーブラウン)「大丈夫だよ...はいってこいよ!」 「家自体はそんなに大きくないけど遊戯室がすごいんだ!」(シュローダー)

      収録本: 『Good Grief,More Peanuts』 『ツルコミック12巻』

    • 1956年8月10日(金)  スヌーピーの家にエアコンがついていることがわかる。(スヌーピーの家の中のもの)

      「たくさんルームクーラーがついてきたね...」(チャーリーブラウン)「ほとんどの店や事務所がつけているもの...」(シャーミー) 「かなり多くの家にもね...」(チャーリーブラウン)「そういうこと...」(チャーリーブラウン)

      スヌーピーの犬小屋にエアコンの室外機がついているのが見えます。

      収録本: 『Good ol'Charlie Brown』『ツルコミック2巻』

    • 1959年5月18日(月)  7人の子どもたちがスヌーピーの家に入る。(スヌーピーの家の中のもの)

      「とってもいいわ...でも,まだまだよ」(ルーシー)「彼らは32人入ったのよ」(ルーシー) 「そうだよ,でも電話ボックスはもっと大きいんだよ」(チャーリーブラウン)

      電話ボックスの代わりにスヌーピーの犬小屋に何人詰め込まれるか,チャーリーブラウンたちは挑戦したようです。犬小屋の入り口からチャーリーブラウンと6人の子供たちの足がはみ出ています。これより前のサンデー板では余裕で何人のもの子供たちが入れたのにおかしいですね(笑)

      収録本: 『Peanuts Revisited』

    • 1959年7月26日(日)  スヌーピーの家が初めて壊れる。(スヌーピーの家の中のもの)

      セリフなしの日曜版です。ライナスとスヌーピーが毛布を激しく追っかけ合った。結果,木にぶつかって壊れます。最後はスヌーピーもライナスも白旗を掲げます。

      収録本: 『Peanuts Every Sunday』 『ツルコミック9巻』p38

  • スヌーピーの家の中にはどんなものがありますか?の一覧

  • スヌーピーの家の中にあるもの1960年代

  • スヌーピーの家の中にあるもの1970年代

  • スヌーピーの家の中にあるもの1980年代

  • スヌーピーの家の中にあるもの1990年代