『Classroom Peanuts』(Holt, Rinehart & Winston社)/『Peanuts Treasury』(英:Ravette社)
出版社:Holt, Rinehart&Winston社/Ravette社(英)
出版された年:1982年/2001年
サイズ:約22×29cm
入手難易度:☆☆☆☆/☆
おすすめ度:マニアならもっていてもいいかな
(この本から,イギリスRavette社刊行の「Peanuts Treasury」(旧「Peanuts at School」)が作られた)
『Classroom Peanuts』は,Holt, Rinehart & Winston社(ピーナッツの初めてのコミックシリーズ『A NEW PEANUTS BOOK』全28巻を発刊した会社です)から,出版されました。204ページあるハードカバーの本です。元から,カバーはつけられていなかったようです。
この本は80年代に出版されたのにもかかわらず,この後まもなく出版社が無くなってしまってこともあり,現在ではなかなか見つけにくい本です。
Holt, Rinehart & Winston社からは,この本と同じ大きさのハードカバーのシリーズ(「Peanuts Classics」「Peanuts Treasury」「Snoopy Festival」「Sandlot Peanuts」など) が時々発刊されていますが,この本は題名や表紙の画像からもわかるように,学校ネタのストリップを集めた選集です。主に70年代のストリップを中心に204ページにびっしり収録されています。読み応えがあり,今のところ(2004年10月),この本でしか読めないストリップも少しですが見ることができます。
2003年に同じような学校ストリップの選集「IT'S BACK TO SCHOOL, CHARLIEBROWN!」がBallantine Books社から発売になりましたが,そちらとは全く違う本です。
上にも書いたとおり,この本は現在では入手が入手が難しい本です。しかし,イギリスのRavette社から出版され発売中の「Peanuts Treasury」(以前は「Peanuts at School」というタイトル)が,この本の再版本になります。「Peanuts at School」というタイトルの時は,ペーパーバック版ではありましたが,表紙までほぼオリジナルと同じでした。現在,発売中ものは,2001年にタイトル・表紙を新しくして再版したものです。
pacさん(「スヌーピーの本」の管理人さん)の話では,イギリス版では,残念ながらオリジナルから44ページ削除されているそうですが,あとの内容は同じということですから,興味のある方は是非。
ピーナッツの洋書には「PEANUTS TREASURY」と名付けられているものがたくさんあるので,購入するときには,「どの本がどの本の再版本なのか」などの注意が必要です。
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