スヌーピーがミス・スィートストーリーの伝記を書く。
2月10日~26日,29日,3月2日,3日と少しとびとびになっていますが18本続くお話です。
大きく2つにお話は別れていて,スヌーピーが「伝記を書くためにミス・ヘレンストーリーに会いに行く」お話(11日~23日)と戻ってきたスヌーピーが「実際に(へんてこな)伝記を書く」お話(24日~)となっています。
ちなみに,前年1971年にも,スヌーピーがミス・スィートストーリーに夢中になるお話があり,その時に一度ミス・スィートストーリー熱は冷めたはずなのですが,いつの間にやら元通りです。
今回,スヌーピーは勝手にミス・スィートストーリーの伝記を書くことに決めて(11日),秘書のウッドストックを連れて,ミス・スィートストーリーに会いに行ってしまいます(14日)。「柳の木と木のさくとバラのしげみのあるツタのからまった山小屋風の家に住んでいる」ということだけが手がかりなのですから,なんとも頼りない旅です。それでも該当する家を見つけだし,ミス・スィートストーリーには会えたようです(22日)。
戻ってきたスヌーピーは,伝記を書き始めるのですが,なんともへんてこな伝記です。
「ヘレンスィートストーリーは1950年4月5日小さな農場に生まれた。高校のダンスパーティの夜は雨だった。その夏の終わり頃,彼女は馬から振り落とされた。背の高い彼女が馬屋にはこんだ。・・・」
というような感じです。チャーリーブラウンが読ませてもらっては,もっともな感想を言います(26,29日)。
結局,新聞の「伝記は非公式なもの」というミス・スィートストーリーのインタビュー記事を読んで,あっというまに伝記作家スヌーピーはフライングエースに変わってしまいます(3月3日)。
収録本: 『Ha Ha, Herman, Charlie Brown』15a~22b(18・19日分は未収録) 『ツルコミック44巻』p40~57 『The Snoopy Festival』 139a~141e(17・21・23日分は未収録)
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