ピーナッツの図書館

タイトルの通り，チャールズ・M・シュルツ・ミュージアム＆リサーチセンターで２００６年に行われた展覧会の展示カタログになります。この展覧会は２００６年２月～３月に行われ，ピーナッツを主として，アメリカの今までの１００年間の漫画の歴史を「女の子の登場人物」に注目しながら振り返るといった主旨の展覧会だったようです。
購入は，チャールズ・M・シュルツ・ミュージアム＆リサーチセンターのオンラインショップで買うことができます（２０１２年３月現在のところ５ドルでたたき売られているので，在庫分売り切りで販売終了ではないでしょうか）。

本の内容は展示物（つまり漫画コミックの原画）の紹介とゲスト学術員のルーシー・シェルトン・キャズウェルによる説明です。なにしろ英語なので，何が書いてあるのか詳しくわかりませんが，「漫画に登場した女の子たちは，現実の女性たちにも影響を与えている」といったようなことが訴えられています。有名なテニスプレーヤーの ビリー・ジーン・キングやダイアーン・ファインスタイン上院議員、科学者のペギー・フレミングなどの名前が説明の中に見て取れます。

注目は，前書き部分で紹介されている，ピーナッツ以前に描かれたという出版されていない一遍のストリップでしょう。このストリップを元にピーナッツ掲載２日目のストリップが作られました。

せっかくなので，その前書き部分だけ，意訳してみました。著作権に配慮し，図表部分は写真になっています。

「Sugar and Spice  前書き　ジーン・シュルツ」（クリックするとPDFファイルが開きます）